
呼吸に合わせて骨盤を動かす骨盤呼吸法。
骨盤や背骨の柔軟性をアップさせ、呼吸と合わせることで自律神経やホルモンバランスを整える効果もあります。
特に、女性にとっては呼吸と骨盤の連動は大事。
骨盤呼吸は妊娠中、産後の骨盤ケアにも最適です。
骨盤呼吸は「長寿の呼吸法」とも呼ばれ、産後に限らず、健康と長寿のために普段から毎日の習慣にすることをお勧めします!
骨盤呼吸の効果とメリット
✅腰痛、肩こりの改善
✅背骨の柔軟性アップ
✅骨盤や全身の歪みのリセット
✅自律神経が整う
✅ダイエット・スタイルの改善
✅産後の骨盤ケア
✅リラックス・ストレス解消
✅内臓の働きの改善
骨盤呼吸のやり方
仰向けで膝を立てて寝ます。

足は肩幅程度に開き、腕は体の横に伸ばし手のひらを上に向ける。
または呼吸の出入りが確認できるようにへその下(丹田)あたりに手のひらを置きます。
息を吐きながらお腹をへこませる(骨盤を締める)
鼻、または口からゆっくりと息を吐きだしながらお腹をへこませます。
腰を床に付け、尾てい骨あたりが少し浮く感じです。
骨盤が閉じ、お尻が引き締まるのを感じながら行います。
5~8秒くらいかけてゆっくりと息を吐き切ります。

息を吸いながら腰を逸らせる(骨盤を開く)
吐き切った息を、鼻からゆっくりと吸いながらお腹を膨らませます。足の裏で床を押し、腰を逸らせます。尾てい骨が床に着く形になります。
この時、肩に力が入ったり、お尻が浮いてしまわないように気を付けましょう。

※写真はお腹に手を乗せた状態で行っています。
慣れてきたら腕は体の横に伸ばし手のひらを上に向けて行ってみましょう。
骨盤や背骨の動きと共に、肩甲骨や胸が動くのも感じてみてください。
やる時間、タイミングと注意点
◎10回呼吸くらいでもOK!
ゆったりと落ち着いた環境で、5分くらい骨盤呼吸を繰り返します。
時間が無い時は、吸って吐くのを10回でもOK。
◎マインドフルネスに行う
自分の呼吸や骨盤の動き、身体に起こる感覚に意識を集中しながら行いましょう。
マインドフルネスに行うことで、脳と体の繋がりが良くなり、より効果的になります。
◎痛みが出る時は無理をしない
骨盤を動かした時に腰や背中に痛みが出る場合は無理に行わないでください。
まずは、他の「セルフ整体」で体を調整して、痛みなく行えるようであれば骨盤呼吸も行いましょう。
セルフ整体の基礎動画はこちら
普段、腰痛などを感じていない方も、この動きで痛みが出るようであれば要注意です。
身体の痛みや違和感が気になるときは、お早めにご相談ください。
