
「授乳の姿勢が辛い・・」という産後ママの悩みを解消したい
産後の方が抱える悩みとして多いもののひとつに、授乳姿勢によって起こる肩こり、腰痛等があります。
毎月助産院で開催している産後骨盤リセット教室では、毎回授乳姿勢について質問されるので、色々なシチュエーションでの授乳姿勢についてレクチャーもしています。
整体を受けに来られているクライアントさんも、「せっかく施術を受けて身体を整えても、授乳しているうちにまた歪めてしまいそう」という声が多いです。
特に辛さを感じていなくても、身体に良くない授乳姿勢を続けているせいで産後の骨盤の戻りを妨げてしまっていたり、後々色々な不具合の原因になってしまような歪みやクセを付けてしまっているケースもあります。
授乳中に正しい姿勢を保てていれば、そういった悩みやリスクもある程度は回避することことができます。
▼メール講座の読者限定で公開している動画の中に、授乳姿勢について解説したものがあるので、一つだけご紹介します。参考にしてみてください。
どうしても授乳姿勢がうまくいかない時は?
動画中でも解説していますが、ポイントは
「腰を丸めっぱなしにしないこと」
「クッション等を使って楽に姿勢を保てる工夫をすること」
です。
床に座って授乳する場合も、基本は同じです。
ただ、この動画のようにやってみても、すぐに楽になる人もいれば、中にはうまくいかない人もいると思います。
ひとつは、「赤ちゃんが落ち着いて飲んでくれない」とか、「赤ちゃんに合わせようとして身体を無理にゆがめてしまう」という原因があります。
赤ちゃんの対象や機嫌、性格によるところもあるようですが、特に一人目の子育ての場合は、ママが授乳すること自体に慣れていないため、必要以上に身体をこわばらせたり、力んでしまっている場合も多いようです。
これは、慣れもありますし、体の使い方に関する知識やスキルがないと、どうしても回避できない場合もあります。
定期的に整体を受けたり、こまめにセルフケアをすることで、できるだけ歪みや負担を蓄積させないようにするのが得策でしょう。
もう一つは、ママの身体の状態が良くない場合です。
もともと姿勢や筋骨格のバランスに強い癖がある場合や、股関節周辺の筋肉が硬くなりすぎている人にとっては、良い姿勢をとること自体が困難になっている場合があります。
そういう場合は、まず専門の施術を受け、骨格バランスや関節の可動域などを回復させたほうが良いでしょう。
当院ではセルフ整体など、自分で身体をケアできる方法もお伝えしていますが、産後は特にデリケートな時期ですので、無理は禁物です。
産後特有のホルモンバランスの関係で筋肉や関節の働き自体が変化していますし、妊娠前から長年蓄積していた歪みやクセが原因で大きくバランスを崩している場合もあります。
まずは産後専門の整体で身体の基礎を整え、良い状態を保つためにセルフケアに取り組む。
できれば、授乳姿勢や抱っこの姿勢を正す、日常生活の中で無意識にやってしまっている「身体を痛めるクセ」を改善させていくと良いでしょう。
産後整体を受けに来ていただければ、現在のあなたの身体の状態を診ながら、骨盤と全身の調整を行い、あなたの身体と生活環境に合わせた授乳姿勢についても指導することができます。
整体を受けに来ることが難しい場合は、メール講座で紹介している「セルフ整体」でセルフケアをしながら、姿勢や体の使い方についても動画を参考にして工夫してみてください。
セルフ整体の動画は、メール講座に登録すれば無料で閲覧できます。
メールでは動画に解説も添えて、1本ずつお送りしますが、動画を一覧で見られるページも作っていますので、そちらで見たい動画を選んでみていただくこともできます。(登録と同時に動画一覧のURLと閲覧パスワードをお送りします)
産後1ヶ月~半年の間に産後専門の整体を受けることで、子育て、授乳中の身体のトラブルを防止し、妊娠前からの慢性痛やコリ、不調を根本改善することも可能です。
また、産後に正しい骨盤ケアを行っておくことで、生理痛や生理不順、冷えなど産婦人科系の不調が改善されるケースも多いです。
「産後の骨盤ケアは一生の健康を手に入れるチャンス」とも言われています。
痛みや不調に悩んでいる場合はもちろんですが、特に不具合が出ていない場合でも、産後の大事な時期に産後整体を受けられることをお勧めします。